2月におこなわれたベンチャー通信主催の講演会の後、関西地区の学生団体からの熱いエールを受け、第2回社長講演会が実現いたしました。
今回は「学生の街」京都に場所を移し、雨天にもかかわらず、20名を超える参加者を迎え、大盛況の講演会となりました。
   日時:2005年7月3日(日)13:00〜17:00
   会場:京都キャンパスプラザ 5階

■アベブ 誕生秘話

創業時の秘話から、アベブがなぜ人財ビジネスを行なっているのか等、権社長のこれまでの経験が語られました。

「学生時代にアルバイトをしていた企業で、社内アイデアコンテストに参加しました。でも上司に、その企画を目の前でビリビリと破られたわけですよ。自信満々だったのにですよ。「ならば自分でやったるわ!」と自ら動いたのが起業のきっかけでした。」
「ある友達の紹介でパチンコ店への人材提供を始めましたが、当初は業務にとても否定的だったんですよね。でも続けてこれたのは、お客さんやアルバイトをしてくれた方の喜びが実感できたから」

起業をする上で大切なことは

起業とは何か、起業の意義、そしてその先の目標設定方法など、現実的な目標達成の糸口を見つけることの難しさなどを語りました。
「会社を創立して14年間、ただ単に規模や利益が上がって行く事に疑問がありました。会社が何の為に存在し、自分はどんな使命をもって経営しているのか、と自問自答の連続でした。しかし、その糸口を見つけてからは、驚くほど会社が成長をしていきました。」

みなさんに期待することは

最後に、参加者の方々に以下の言葉で講演を締めくくりました。
「皆さんには無意味に時間を過ごして欲しくありません。
僕は学生時代に起業しましたが、ただ単に情熱だけで突っ走るのではなく、信念を持って、自分の目標を具体化するために行動する事が大切だと身をもって体験しました。
野球界で偉業を成し遂げるイチローも、初めから「天才」だったわけではありません。明確な夢と目標に対する努力を惜しまなかったからこそ、成し遂げた業なんです。
僕はそれを理解するのに何年もかかったけれど、みなさんは今のうちから目標を設定し、具体化するために力を注いで欲しいです」

質疑応答では、社内のコミュニケーション方法やモチベーションアップ方法など具体的な質問の他、現在の人材ビジネスのあり方と今後の可能性についての質問も多く出されました。
また、その後の懇親会にて、参加者同士の活発な情報交換が行われました。

みなさんの声で、また講演会が実現します。お楽しみに!